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私たちについて考えよう。
ベルアドワイズ全員で考え生まれた想いとは Vol.3

ミッションを新しく考えるという一大プロジェクトに取り組んだベルアドワイズ。第一回目と二回目を通して、ミッションが誕生するまでの軌跡をお伝えしてきました。第三回目となる今回は、ミッションの浸透活動として取り組んだ「キズキプロジェクト」についてお伝えします。なお、今回はミッション創造プロジェクトとキズキプロジェクトの代表メンバー、鴨野さんと平本さんにインタビューをさせていただきました!メンバーだからこそ語られるリアルな想いをお届けします!
第一回目はこちらから、第二回目はこちらからご覧いただけます。

ミッションに触れて、考えて、広げていく

―それでは早速プロジェクトについてお聞きしたいのですが、キズキプロジェクトとはどのようなプロジェクトなのでしょうか?

鴨野さん:新しいミッション『「伝えたい」を知恵でつなぎ、くらしに気づきと出会いをつくる』について、みんなで考えていくプロジェクトです。ミッションについてディスカッションすることで自分の考えを整理してもらったり、他の社員の考えを知ってさらに理解を深めてもらったり。社員がミッションに触れる機会を設けたいと思い、取り組んだ活動です。

平本さん:それに加えて、ミッションの自分ごと化を推進していくためのプロジェクトでもあります。自分ごと化していくためには理解と共感が必要だと考えています。ミッションについてどう捉えているのかを問いかけ、言葉にしてもらうことで理解と浸透を図っていくのがキズキプロジェクトです。

―新しいミッションについてみんなで考え、自分ごと化していくための活動なんですね!
なぜ、キズキプロジェクトという名前になったのでしょうか?

平本さん:もともとミッションを考える過程でキーワードとして「気づき」と「築き」があって。浸透活動のプロジェクト名をどうするかと考えていた時にメンバーの1人がそれを思い出してくれたんです。ミッションについて再確認することで新たな気づきを得ること、そして新しいミッションについて理解を深めることで新たなベルアドワイズを築いていくこと。その2つの意味を込めてキズキプロジェクトとしました。

―だからこそカタカナでキズキなんですね!

自分の考えを言葉にしてみんなで語る

―では、実際にどのようなことを行ったのでしょうか?

鴨野さん:プロジェクトメンバー3人とベルアドワイズの社員3人の合計6人でミッションについて思ったことや考えていること、自分ごと化できているかなどをディスカッションしました。

―3on3形式だったんですね。6人にした意図はありますか?

鴨野さん:これはけっこう練りました。

平本さん:圧迫感やプレッシャーを感じることなく臨める人数がいいと考えていて。

鴨野さん:そこでトライアルとして6人でやってみたんです。

平本さん:結果的に一人ひとりを尊重しつつ他の人の意見も聞ける人数だったので6人で進めていこうかとなりました。

鴨野さん:ただ、3on3形式だとしてもその場ですぐにミッションについて語ることは難しいと思ったので、事前に配布した質問シートを記入してもらったうえで臨んでもらいました。

―質問シートにはどんな質問があったんですか?

鴨野さん:王道ですが、新ミッションについて思ったことや感じたことを率直に教えてくださいというのは聞きましたね。

平本さん:率直にというところがポイントですね(笑)

鴨野さん:そうですね(笑)
これからこのミッションを掲げてベルアドワイズ全員で進んでいくので、リアルな想いを聞きたいというのはやはりあったので。

平本さん:あとは工夫した点で言うと、ミッションについてなるべく受け取り方にぶれがない状態で質問に回答してもらいたかったので、前提条件としてステートメントを読んだうえで回答してもらうようにも促しました。

―ステートメントとはどのようなものなのでしょうか?

鴨野さん:よりミッションへの理解を深めてもらうために、ミッションに入りきらなかった想いや、キーワードでは伝えきれない想いを文章にしたものです。新しいミッションが決まった時に一緒に考えました。
キズキプロジェクトを進めていく中で、このステートメントを読んでもらうことが改めてミッションの紐解きに繋がると感じたため、全員に読んでもらいました。

―新たなミッションを全員に落とし込んでもらうために、補足の文章も添えるという工夫をされていたんですね。そのステートメントを今回のキズキプロジェクトで活用することは、ステートメントの存在意義を感じてもらうことにも繋がっているように思います。
*ステートメントはこちらからご覧いただけます。



当時のことを思い出し、笑顔もみられた和やかなインタビューとなりました!

共に理解を深めていくことの大切さ

―では、実際に出てきた社員からの率直な想いの中で、印象に残っている回答はありますか?

平本さん:嬉しかったという意味で印象に残っているのは、日常の業務と繋がっていて分かりやすいという声や、自分の考えた言葉が入っていて嬉しかったという声ですね。ポジティブな意見を聞くと、プロジェクトに携わってきて良かったなと思います。

鴨野さん:平本さんが話したようにポジティブな意見も多かったのですが、中には考えさせられる意見もありました。ミッションで表現している姿になれるよう頑張っていきたい気持ちと、言葉通りに体現できるか不安な気持ちと両方あるという意見が出てきて。今回のキズキプロジェクトのような場を今後も設けていき、ミッションとどう向き合っていくかをみんなで考えることで、不安な気持ちも取り除いていけるようにしていかなければならないと感じました。

―ミッションを考えて終わりではなく、今後掲げていくものだからこそ時間をかけて向き合っていくことが必要なんですね。
では、キズキプロジェクト全体を振り返ってみるといかがでしょうか?

平本さん:プロジェクトを通してステートメントを改めて読んでもらったことは、ミッションの理解を深める・捉え方を揃えることに大きく繋がったと思っています。その結果、一人ひとりのミッションに対するリテラシーを上げることができたはずなのでとても良かったですね。そしてなにより、ディスカッションの場でさまざまな視点からの想いや考えを共有できたことで、社員のみならずプロジェクトメンバーのミッションへの解像度も上げられたことは大きかったです。

鴨野さん:最初はあまりミッションを落とし込めていないような雰囲気だった方も、想いや考えの共有を経て理解へ繋がったり、自分ごと化やミッションについてじっくり考えてくれる人が増えたり。ポジティブな反応が多かったのが良かったですね。疑問を持っている方にプロジェクトメンバーから説明をすることもありましたが、社員同士で意見を交流しながら理解を深め合っていた場面もあったので、3on3でディスカッションした良さも感じることができました。

―キズキプロジェクトは大成功だったということですね!

この先も繋いでいく

―それでは最後に今後の展望をお聞かせください。

鴨野さん:具体的にはまだ決まっていませんが、引き続きミッションに触れる機会を作っていくことでミッション浸透活動に携わっていない人を極力なくし、みんなが自分ごと化していけたらいいなと考えています。

平本さん:私も同じく、今後もミッションに触れたり立ち返ったりする機会があればいいなと思います。また、このキズキプロジェクトを若い世代へと引き継いでいき、代々続く活動になっていけばとても嬉しいです。

―ただ掲げるだけではなく、日常的にミッションに触れていくことの大切さが伝わってきました。次の世代へと引き継がれていく活動、とても素敵ですね!
たくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございました!

新しくミッションを考えていく「ミッション創造プロジェクト」、誕生したミッションを浸透していく「キズキプロジェクト」を、全3回でお伝えしてきました。この2つの活動を通して見えてきたことは、社員一人ひとりがベルアドワイズと真剣に向き合っていて、未来をより良いものにしていこうとしていること。新しくミッションを決めるとなった時に、社歴や役職に関係なく全社員で考えるのは珍しいことだと思います。それが実現できたのは、真剣な想いがあったからこそだと思います。
新しいミッションのもと歩き出したベルアドワイズ。「伝えたい」をつないでいくことで、みなさまに気づきと出会いをつくれるよう、今後も活動を続けていきます。


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